監督:大九明子×脚本:じろう(シソンヌ)

甘いお酒でうがい

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今、いちばんまっすぐ立ててる気がする。

9.25[Fri.]Roadshow

40代独身OL川嶋佳子の
ちょっぴり後ろ向きだけど
ポジティブ517日の物語

story

これは私の日記。
誰が読むわけでも、自分で読み返すわけでもない、
ただの日記···

ベテラン派遣社員として働く40代独身OLの川嶋佳子は、毎日日記をつけていた。

撤去された自転車との再会を喜んだり、変化を追い求めて逆方向の電車に乗ったり、
踏切の向こう側に思いを馳せたり、亡き母の面影を追い求めたり···。

そんな佳子の一番の幸せは会社の同僚である若林ちゃんと過ごす時間。
そんな佳子に、ある変化が訪れる。

それは、ふた回り年下の岡本くんとの恋の始まりだった···

コメント

大九明子監督

お母さんでも、奥さんでもない、大人の女性を主人公にした映画を撮りたいと思っていたところ、じろうさんがしたためた美しい日記文学を知り、何も起こらない40代女性の日常を映画にしたっていいでしょ別に、という心持ちで映画にしました。劇場にてひたひたに浸って下さい。

「甘いお酒でうがい」の佳子さんなら今どう生きてるだろうと考えた。どんな日記を書くだろう。真夏のマスクは好きじゃないだろうけど、家に帰ってマスク外して服脱いで風呂場直行して水浴びとか、好きそうだなと考える。水浴びしてプハーッとする瞬間にハマってそう。どんな毎日にも喜びを見つける人だから。どうでしょうか?じろうさん。

どうぞみなさま、「甘いお酒でうがい」を涼しい劇場にてご覧ください。行き帰りはご安全に。お家に帰ってマスク外して水浴びしてプハーッまでが、この映画です。

  • 松雪泰子(川嶋佳子 役)

    昨年の沖縄国際映画祭で上映してからずっと楽しみに待っていた劇場公開がいよいよ4月に決定しました!
    じろうさんの独特な視点と大九監督のリズムが合わさった“佳子ワールド”
    じろうさんの紡ぐ佳子の言葉は、不思議な心地よさを感じるユーモアと40代の女性が持つ孤独と悲哀が、優しいリズムで、日記として語られていきます。

    「川嶋佳子」ちょっと複雑でちょっと残念で、後ろ向きだけどポジティブで、本当に魅力的な女性。
    佳子の言葉と、その日常を覗き見するような感覚で見ていただける、詩的な映画です。
    是非劇場にて佳子の世界を覗き見してください。

    私達にとって大切な作品を皆様にお届けできる日がいよいよやってきます。9月25日「甘いお酒でうがい」公開になります。公開に先立ち作品は世界中を旅していました。
    ・オーストリア・ウィーン「Japannual 日本映画祭」
    ・台湾・高雄「高雄映画祭」
    ・ドイツ・フランクフルト「ニッポン・コネクション」
    ・イタリア・ウディネ「ウディネ・ファーイースト映画祭」
    ・アメリカ・ニューヨーク「JAPAN CUTS」
    で上映され、世界中の方々から温かなコメントを頂いております。とてもクリアーで、優しく温かな気持ちになれる本作。

    大変な日常が続いていますが、本作で表現されているのは、人の温もり、日常に散りばめられているささやかな喜びや幸せ。人と人との繋り、コミュニケーションの大切さ、愛や友情。
    繋がりが分断されつつある今、スクリーンを通して本作に触れる事で、皆様の日常に穏やかな愛がもたらされる事を願います。
    ひとときの時間ですが、スクリーンを通して、佳子さんの世界をお届け出来る事を喜びに感じると共に、皆様の日常、全ての人の日常に平穏が訪れる事を切に願います。

  • 黒木華(若林ちゃん 役)

    甘いお酒でうがい。
    なんて詩的で魅力のある言葉なんでしょうか。

    川嶋佳子さんの日記からなるこの物語を男性のじろうさんが書いているなんて、なんて繊細で才能のある方なのだろうかと改めて思います。
    大九監督とは初めてのお仕事でしたが、じろうさんの脚本のテンポ感や魅力を凄く引き出されていて、若林ちゃんをやらせていただいている間ずっと楽しかった記憶があります。
    是非皆さんにチャーミングな佳子さん(松雪さん!)を覗き見して頂きたいです。

    撮影から一年半たち、やっと皆さんに見ていただけるのだなと嬉しさがこみ上げています。

    佳子さんの生活の中のささやかな感動や、若林ちゃんの明るさが、皆さんの生活にささやかな幸せと、温かな時間を届けられたら幸いです。

  • 清水尋也(岡本くん 役)

    ついに皆さんに観て頂けると思うと嬉しい気持ちで一杯です。
    佳子さんの人生に少しでも彩りを与えられるように、そんな想いで岡本くんを演じました。
    温かくも切なくもある、人の心に寄り添える映画になっていると思います。
    4月10日公開、是非劇場でご覧頂きたいです。

    無事、皆様にお届け出来る事が決まり、楽しみな気持ちとホッとした気持ちで胸が一杯です。
    劇場での鑑賞には、まだ不安な気持ちが残る方もいらっしゃるかと思いますが、充分な予防対策の上、出来るだけ多くの方に足を運んで頂ければ嬉しいなと思っています。
    撮影からは約1年半が経過し、スタッフ,キャストの皆さんと共に奮闘した日々が懐かしいです。
    それぞれが持てる力を最大限発揮し、良い作品を作りたいという想いの元に完成した映画「甘いお酒でうがい」です。
    どこか常に緊張しているような、ふと気疲れしそうになってしまう毎日ではありますが、この映画を通して少しでも安らぎをお届け出来れば嬉しいです。
    是非、劇場でご覧下さい。

シソンヌじろう

電車の時間に合わせてホームへ向かったのですか?違いますよね。電車があなたを迎えに来てくれたんです。あなた以外にも疲れてる人が沢山いるので乗せてあげることにしましょう。ちょっと混んでますが、みんなあなたに感謝してますよ。気前がいいですね。

遠慮なんかしないで下さい。あなたの人生の主人公は、あなたなんです。

「予告動画ナレーションを務めて」

  • 福田麻貴さん (3時のヒロイン)

    私もお酒が好きで、日記も書いているので、共感するところがいっぱいあります。出てきた日記帳も、私のノートと一緒だったり。私が佳子です!(笑) 女性は皆、自分の中に川嶋佳子が生きています。
    皆、川嶋佳子を持っていると思います。ふた回り年下の男の子とのラブストーリーのキュンキュンも、同僚同士の可愛らしい友情も、すごくいいなと思いました。登場人物全員を愛せる映画だと思います。予告編からもにじみ出ているこの空気感がたまらないですね。

  • ゆめっちさん (3時のヒロイン)

    この映画を観て、人としてのハートフルな部分を吸収して、皆と一緒に恋したいなと思いました。
    「わかる!わかる!」というところがいっぱいあって、感情移入できました。

  • かなでさん (3時のヒロイン)

    川嶋佳子さんは、ほぼ私です!恋すると臆病になっちゃうのよね。スクリーンの中にいる川嶋佳子さん、観ている人も川嶋佳子さん、私も川嶋佳子さん、皆が川嶋佳子さんです。
    好きな人と観て欲しい映画です。心が温まって欲しいです。

イラストレーター・オガワミホが、映画の公開にあたり、
新たに若林ちゃんと岡本くんを描き下ろしたオリジナルイラスト

  • 川嶋佳子川嶋佳子
  • 若林ちゃん若林ちゃん
  • 岡本くん岡本くん